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コラム1 愛すべき存在

愛すべきパチモノ

「パチモノ」あるいは「パチモン」という言葉があります。説明するまでもありませんが、「ニセモノ」と同義の言葉です。関西地方の「盗む=パチる」が語源ともいわれてもいます。
「光あるところに影がある」とは『サスケ』のOPナレーションのセリフでありますが、1970年代は第2次怪獣ブームから変身ヒーローブーム、そしてロボットブームがおもちゃ業界を席巻し、80年代のアニメブーム、ファミコンブーム、ビックリマンブームへと推移していきます。その流れの中でブームの影にひっそりと、そしてギラリと怪しい存在感を放っていたのが「パチモノ」であったりします。ブームの影で産み落とされた「パチモノ」たちですが、これを「ニセモノ」と切り捨てるのはカンタンです。
でも当時の子供たちにとってオモチャにおける「パチモノ」は決して憎むべき存在ではなかったと思います。むしろ、駄菓子屋やプラモ屋などで出会える身近な庶民派ともいえる存在でありました。パチモノの中には本家には及ばないものの、なんとなくポジションを獲得したものや、後年再評価を呼んだものも少なくありません。

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